データカタログサイトとの連携により登録作業を効率化
ニュースリリース
2015年2月10日
株式会社日立公共システム
自治体向けCMS(コンテンツマネジメントシステム)にオープンデータ対応機能を追加
データカタログサイトとの連携により登録作業を効率化
「4Uweb/CMS」とデータカタログサイトの連携イメージ
株式会社日立公共システム(取締役社長:建部 清美/以下、当社)は、自治体のホームページ運営を支援するCMS「4Uweb(フォーユーウェブ)/CMS」に新機能「オープンデータカタログサイト自動連携」を追加し、2015年2月より販売を開始しました。今回の機能追加により、「4Uweb/CMS」と「データカタログサイト*1」との連携を実現し、職員の登録作業を効率化します。
オープンデータとは、行政機関が保有するデータ(白書や各種統計情報、地図情報など)を社会で効果的に利用できるよう、機械判読可能なデータ形式および二次利用可能なルールで公開したものです。近年、オープンデータの活用を通じた、行政の透明性向上や住民サービスの高度化、新たな産業の創出などが期待されています。日本政府もオープンデータの活用をIT戦略の一つに掲げており、2013年6月に閣議決定された「世界最先端IT国家創造宣言」には、2015年度末までに他の先進国と同水準の内容でオープンデータを公開することが目標として明記されました。既に一部の行政機関では保有データのオープンデータ化に着手し、データカタログサイトへの登録作業を進めています。
こうした背景のもと、当社は、官公庁・自治体職員のオープンデータ登録作業を支援する機能「オープンデータカタログサイト自動連携」を「4Uweb/CMS」に追加します。「オープンデータカタログサイト自動連携」は、ホームページのコンテンツ作成の際該当箇所にチェックを追加するだけで、ホームページと同じ情報をデータカタログサイトにも自動で登録できるようになります。データカタログサイトへの登録作業を改めて行う必要がなくなるので、職員の作業負荷を軽減します。
なお、「4Uweb/CMS」は、日立グループが提供する「オープンデータソリューション」のラインアップ「オープンデータ対応CMS導入サービス」としても拡販します。当社はこの他にもオープンデータ対応として、「メタデータ*2の生成・登録」「データフォーマットの変換・データ整形」といったサービスを取り揃えており、行政機関におけるオープンデータ推進を支援しています。今後はオープンデータの活用領域についても調査・研究を進め、サービスの拡充をめざします。
本リリースに記載されている会社名、製品名、サービス名は、各社の登録商標または商標です。
株式会社日立公共システム
事業推進部 広報担当 森崎/原
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