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株式会社日立社会情報サービス

日立企業年金基金様

日立グループ共通年金制度導入に伴うシステム強化により、さらに運営を効率化。

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日立グループ共通年金制度導入に伴う、システム強化により、さらに運営を効率化。

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日立企業年金基金は、国内有数の大規模な企業年金基金。2006年の日立グループ共通年金制度の導入(以下、グループ化)により加入者数が約2倍になった現在も、少数スタッフで効率的な運営を行っています。グループ化に伴うシステムの課題と、その課題解決のポイントについて、お話をうかがいました。
日立企業年金基金 事務長 大辻 民雄様(左)、主任 砂子澤 光治様(右)

グループ化に伴い、規模が拡大

- グループ化の経緯をお聞かせください。

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事務長 大辻 民雄 様

前身である日立製作所厚生年金基金は、2003年に代行返上と同時に企業年金2(*2)型から1(*1)型に移行し、日立企業年金基金として新たにスタートしました。その3年後となる2006年には、事業再編および人事交流の適正化を図るための年金ポータビリティの実現や、グループのスケールメリットをいかした運用、年金オペレーションの効率向上を目的に、日立グループ共通年金制度が発足しました。
当時は加入会社数10社、加入者数48,000人でしたが、現在はグループ化により加入会社数が86社まで増え、加入者数については約2倍に当たる105,000人という規模に達しました。

加入者増加による処理の長時間化を懸念

- グループ化に際し懸念されていたことはなんですか?

主任 砂子澤 光治 様の写真
主任 砂子澤 光治 様

グループ化対応は、2005年から制度設計などの準備が始まりました。2006年に移行が本格化し、今後の加入者の大幅な増加による処理性能を懸念するようになりました。
加入者の大幅な増加により、受給者に対する年金の支払い処理はもちろんのこと、各事業所に対する月次処理などにも大きな影響があるのではないか、つまり、これまで以上に多くの時間がかかることが想定されたのです。

そこで、規模拡大に備えてシステムの見直しを行いました。

性能向上と合わせて処理を自動化

- 実際に、どのような見直しをされたのですか?

まず、性能向上については、これまでの実績を元に、加入員100,000人規模のデータ量を予測して、処理時間が現在の2分の1程度となるよう、性能の目標値を設定しました。
また、処理に時間がかかり、業務への影響が出ることが想定されたため、日中に行っていた処理を夜間にまとめて実施することも検討しました。処理の自動化にあたり、職員不在の夜間でも問題なく処理を行えるよう、システムの設計から見直しを行いました。

さらに、セキュリティ対策の一環として、設備をデータセンターに移設するとともに、万一の場合に本番環境からバックアップ環境へ処理を即座に切り替えられる仕組みを構築しました。

- 見直しの成果はどんなところに現れていますか?

2005年から始まったシステムのグループ化対応の取り組みは、急速な規模拡大にも関わらず非常に円滑に行えたと考えています。

日立GPによる処理性能の改善で、設定していた性能の目標値を達成することができました。その結果、加入者が従来の約2倍となった現在でも、より効率的な処理が可能となっています。この結果には、担当者も満足しています。
処理の自動化に関しては、段階的に取り組みを進めてきました。これによってシステム処理に携わる人員が効率的に業務をこなせるようになり、運営負荷の軽減につながっています。また、システムの見直しの過程でシンプルな設計を徹底させ、その上で処理を自動化したことにより、手作業で生じる間違いのリスクも未然に防止できるといった効果も生み出しています。

グループ化対応の成功の鍵

- グループ化対応を振り返って、いかがですか?

年金システムは受給者に対して、あるべき金額を決まった日に支払うことが最大のタスクです。規模が拡大したからといって、支払いが遅れるようなことは許されません。今回のグループ化によって、企業年金基金として国内有数の規模へと急速に拡大したにも関わらず、当基金ではその責務を滞りなくきちんと果たすことができています。そうしたシステムを、グループ化する前と変更なく、少人数で運営できているというのは、評価できることだと思います。

2(*2)型であれば、委託先のスケジュールに合わせる必要があり、グループ化に対応できなかったと思います。制度を2(*2)型から1(*1)型に移行し、日立GPのシステムを導入していたから、事前に性能対策などの手を打つことができたのです。

受給者へのサービス向上

- 今後の取り組みについてお聞かせください。

世帯ごとのIT普及率も格段に上がっていることもあり、受給者向けのインターネットを活用したサービスを拡充したいと考えています。日立GPは、Webユニバーサルデザインの技術があるので、インターネットでのサービス拡充の際には、検討していきたいと考えています。

こうした新しい取り組みができるのも、システムの根幹部分がしっかりしているからこそです。そのためにも日立GPには引き続きさまざまなサポートを期待しています。

*1
1はローマ字
*2
2はローマ字

[ 2010年11月公開 ]

お客さまメモ

日立企業年金基金

日立企業年金基金様の写真

1968年4月に日立製作所厚生年金基金として設立。代行返上および制度変更に伴い、2003年10月、日立企業年金基金に移行しました。

(2010年10月1日現在)
連合加入会社数:86社
加入者数:105,000人、受給者数:51,000人

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株式会社日立公共システム(日立公共システムエンジニアリング株式会社)は2018年4月より、株式会社日立社会情報サービスに社名を変更しました。
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本事例中の「日立GP」は、株式会社日立公共システムを略称として表記したものです。
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本事例中に記載の内容はインタビュー当時のものであり、変更されている可能性もあります。詳細はお問い合わせください。
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