千葉県香取市公式ホームページをリニューアル

千葉県香取市のホームページ　PC版/スマートフォン版

株式会社日立公共システム（取締役社長：建部 清美）は、千葉県香取市公式ホームページのリニューアルを実施し、2016年2月1日より公開しました。リニューアルにおいては、「ウェブアクセシビリティJIS」に準拠するとともに、自治体向けCMS（コンテンツマネジメントシステム）「4Uweb（フォーユーウェブ）/CMS」を導入しました。

江戸情緒あふれる佐原の町並みや香取神宮など、歴史的建造物や河川・里山が多く残る香取市は、市民だけでなく観光客にも親しまれています。小野川および香取街道沿いには、「大日本沿海輿地全図」を完成させた伊能忠敬の旧宅（国指定史跡）ほか、県指定文化財8件（13棟）が軒を連ね、映画やドラマ、CMのロケ地としても人気があります。1996年12月には、こうした歴史的景観を生かしたまちづくりが国に認められ、佐原の町が「重要伝統的建造物群保存地区（略称：重伝建）」に関東で初めて選定されました。

一方、近年では少子・高齢化などの影響を受けて人口の減少が進んでおり、特に子育て世帯や若年層世帯の移住・定住を図る取り組みが必要となっています。また、国内外を問わず日本の文化や歴史に関心を抱く観光客を誘致する活動も推進しています。
こうした背景のもと、今回香取市は、市の魅力や観光情報の発信を強化することで、「香取市を知らない人に訪れたいと思わせる」「暮らす人に“愛着”を感じてもらえる」ホームページとなるようリニューアルを行いました。

特にデザインを重視し、やさしい水色をメインカラ―とした「川の流れ」を連想させる曲線的なデザインを採用することで、香取市の伝統ある「水郷」を表現しました。また、穏やかで懐かしい雰囲気を感じさせるベージュをベースカラーに使用することで、和紙のようなテクスチャーも演出しています。見出しやフッターにも市の花「アヤメ」をあしらい、サイト全体で「香取市らしさ」を強調しました。
さらに、トップページ上部のブランディングエリアは5種類の画像に切り替えられる仕様とし、観光サイト「香取を旅する」、PRサイト「香取の魅力」に誘導するバナーを目立つ位置に設置しました。このようなデザインにすることで、利用者の印象に残るPRを実現しています。

左：観光サイト「香取を旅する」トップページ画面　　右：PRサイト「香取の魅力」画面

そのほか、利用者の趣向に合わせて類似性の高いコンテンツを自動的に抽出表示するレコメンド機能の搭載、文字や画像のサイズ・色の変更、音声読み上げなどが可能な閲覧支援ツール「ZoomSight」の導入、スマートフォン版サイトの新設などにより、ホームページの検索性や利便性を高めました。「4Uweb/CMS」の機能により、PC版サイト・スマートフォン版サイト・モバイルサイトのページを一括で作成できるため、迅速かつタイムリーな幅広い情報発信が可能です。

千葉県香取市公式ホームページリニューアルのポイント

• 香取市の魅力が伝わるデザインへのアレンジおよび観光サイトへの誘導強化
• ウェブアクセシビリティJISの等級AA（一部等級AAAの達成基準を含む）への準拠
• 高齢者・障がい者を含む誰もが目的の情報へ快適にたどりつけるサイト構成
• 閲覧支援ツールの導入、スマートフォン版サイトの新設などによる利便性向上

千葉県香取市公式ホームページ

｢4Uweb Webユニバーサルデザインソリューション｣に関するホームページ

自治体向けCMS｢4Uweb/CMS｣に関するホームページ

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