「ウェブアクセシビリティJIS」のレベルAA(一部AAAの達成基準を含む)に準拠し、
災害発生時においても更新・閲覧可能なホームページを実現
2016年11月2日
株式会社日立公共システム
埼玉県八潮市公式ホームページをリニューアル
〜「ウェブアクセシビリティJIS」のレベルAA(一部AAAの達成基準を含む)に準拠し、
災害発生時においても更新・閲覧可能なホームページを実現〜
埼玉県八潮市の公式ホームページ(PC版/スマートフォン版)
株式会社日立公共システム(取締役社長:栗原 勘仁)は、埼玉県八潮市(以下、八潮市)の公式ホームページをリニューアルしました。本ホームページは、2016年11月1日より公開されています。リニューアルにおいては、当社が提供する自治体向けCMS(コンテンツマネジメントシステム)「4Uweb(フォーユーウェブ)/CMS」が採用されました。また、本ホームページは、「ウェブアクセシビリティJIS(JIS X 8341-3:2016)」のレベルAA(一部レベルAAAの達成基準を含む)に準拠し、誰もが利用しやすいホームページとなっています。
八潮市のホームページには毎日多くのアクセスがあり、市ではWebを活用した情報発信に積極的に取り組んできました。しかし、コンテンツの増加に伴いナビゲーションやサイト構成が複雑になり、情報を探しづらい状況となっていました。また、Webアクセシビリティ対応や市の魅力を伝えるコンテンツの充実、災害時のホームページ更新やアクセスを可能とする仕組みの強化なども課題となっていました。そこで、八潮市は今回のリニューアルにおいて、障がい者や高齢者、子ども、外国人を含む誰もが利用しやすいことに加え、市の特色や魅力が伝わり親しみを感じられるホームページをめざしました。
具体的には、利用者目線でサイト構成を見直すとともに、画面レイアウト・ナビゲーションを変更することで閲覧性・操作性を向上させました。デザインも大きく刷新し、テーマカラーにピンクとグリーンを用いることで、市の花「花桃」や、都心に近いながらも豊かな自然とふれ合える八潮市の魅力を表現しました。全ページ下部に配置した野菜のイラストは、八潮市名産の野菜を紹介するコンテンツ「やしおの八つの野菜」への入り口になっており、ポインタを画像の上に重ねると上下に動く「ハッピーこまちゃん」が楽しさを演出しています。
また、自然たっぷりのにぎやかなイラストがかわいい子ども向け情報サイト「やしおキッズページ」やスマートフォン版サイトも新設し、ホームページの利便性を高めました。「4Uweb/CMS」の機能により、操作画面に入力するだけで、PC版・スマートフォン版・モバイル版の3つのサイトを一括で更新できるため、職員の負荷を軽減した効率的な情報発信が可能です。
なお、今回は増大するトラフィックの対策として、新たにCDN(コンテンツデリバリーネットワーク)を導入しました。キャッシュサーバを複数台使用することで、アクセス集中時においてもサーバの負荷を分散することが可能となりました。また、写真や画像を省いて軽量化した、テキスト主体の大規模災害用トップページも新設しました。これらの施策により、災害発生時などの緊急時においても、迅速な情報発信および継続的な閲覧が可能なホームページを実現しました。
左:「やしおキッズページ」画面 右:「大規模災害用トップページ」画面
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