知的財産管理システム「PALNET/MC6」の活用事例や知財管理業務上の課題、知財管理データの利活用などに関する意見交換会を実施
当社では、お客さま同士の情報交換の場、ソリューションのさらなる品質向上を目的に、意見交換会を主催しています。今回、知的管理業務に関する意見交換会の第二弾として、TDK株式会社と日本精工株式会社の2社間で実施しました。
前回は、株式会社日立製作所が開発・提供する知的財産管理システム「PALNET/MC6」を活用した業務運用やその効果について紹介いただき、さらなる活用に向けた意見交換を行いました。今回は、知的財産管理システム「PALNET/MC6」の活用に限らず、両社の知財業務全般の紹介や、実務担当者同士の座談会など業務効率化につながる新たな気づきを得ていただくことを目的に実施しました。
意見交換会に参加いただいた皆さま
意見交換会の前半では、前回に引き続き、知的財産管理システム「PALNET/MC6」の活用事例を両社から紹介いただきました。今回は、両社が気になる特定業務における活用事例にテーマを絞り、積極的なディスカッションが行われました。また、後半では、社内での知財の情報発信に関する取り組みや、業務効率向上のためのITスキル活用事例など、知財業務全般に関するテーマで意見交換いただきました。そのほか、出願担当者同士の座談会として、両社の業務内容や進め方が紹介され、業務効率化につながる気づきを得ていただく機会となりました。
両社から「知財業務全般について意見交換できる機会があるのはありがたい。ぜひ継続してほしい」といったお言葉をいただきました。当社は今後も、知的財産管理システム「PALNET/MC6」への理解促進だけでなく、お客さまの業務効率向上につながる機会を創出してまいります。
知財管理業務に関する意見交換会
出願担当者同士の座談会
実施日 | 2025年3月10日(月曜日) |
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参加いただいたお客さま | TDK株式会社、日本精工株式会社の知財業務ご担当者さま |
意見交換テーマ |
知的財産管理システム「PALNET/MC6」を活用した知財管理業務について |
TDK株式会社(本社:東京)は、スマート社会における電子デバイスソリューションのリーディングカンパニーをめざしています。 独自の磁性素材技術をそのDNAとし、最先端の技術革新で未来を引き寄せ(Attracting Tomorrow)、社会の変革に貢献しています。
同社は各種エレクトロニクス機器において幅広く使われている電子材料の「フェライト」を事業化する目的で1935年に設立されました。主力製品には、積層セラミックコンデンサ、アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、インダクタ、フェライトコア、高周波部品、ピエゾおよび保護部品等の各種受動部品をはじめ、温度、圧力、磁気、MEMSセンサなどのセンサおよびセンサシステムがあります。さらに、磁気ヘッドや電源、二次電池なども挙げられます。これらの製品ブランドとしては、TDK、EPCOS、InvenSense、Micronas、Tronics、TDK-Lambdaがあります。
アジア、ヨーロッパ、北米、南米に設計、製造、販売のネットワークを有し、自動車、産業電子機器、コンシューマー製品、そして情報通信機器など幅広い分野においてビジネスを展開しています。2024年3月期の売上は約2兆1,030億円、従業員総数は全世界で約101,000人です。
日本精工株式会社(本社:東京)は、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年以上にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960年代初頭から海外に進出し、現在では約30カ国に拠点を設け、軸受の分野で世界第3位、またボールねじ、電動パワーステアリングなどにおいても世界をリードしています。
企業理念として、MOTION & CONTROL(TM)を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立をめざしています。
知財管理の共有と効率化を図り、企業の知財戦略への貢献を支援します。
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