日立社会情報サービス、花王プロフェッショナル・サービスと共創
株式会社日立社会情報サービス(本社:東京都/代表取締役 取締役社長:北川 高維)は、感染症対策および衛生管理分野におけるソリューション創出を目的に、花王プロフェッショナル・サービス株式会社(本社:東京都/代表取締役社長:豊島 顕、以下KPS)との共創の取り組みを開始しました。
本取り組みでは、日立社会情報サービスが保有する感染症流行予測技術やデータ分析のノウハウと、KPSの衛生管理ソリューションを担う「キラリアハイジーン株式会社*(以下、キラリアハイジーン社)」が有する評価・分析技術や専門的知見を掛け合わせ、単独では実現できない新たな価値の創出をめざすものです。さらに、オープンイノベーションを通じて多様な視点やアイデアを取り入れることで、VUCA(Volatility, Uncertainty, Complexity, Ambiguity)時代においても柔軟かつ機敏な対応が可能となり、社会課題の解決力と競争力の向上が期待されます。
*衛生を軸としたコンサルティング事業を行うKPSの100%子会社
日立社会情報サービスは、デジタル技術や高度なデータ利活用を通じたソリューションの開発を強みとし、社会課題の解決に貢献してきました。一方、KPSは長年にわたる衛生管理分野での知見と実績を有し、業務全体の最適化を支援するトータルソリューションを提供しています。両社の強みを生かし、以下3つのテーマにおいて共創の検討を進めています。
日立社会情報サービスが有する感染症流行予測技術とKPSの衛生管理ソリューションを担う「キラリアハイジーン社」の提供する評価・分析技術資産と衛生管理に関する豊富な知見を掛け合わせることで、感染症対策に関する新たな視点の獲得および、科学的根拠に基づいたソリューションの構築を検討しています。
日立社会情報サービスのデータ利活用技術を生かし、公共施設や企業における衛生管理をデータドリブン型アプローチにより効率化。従来、必要な情報が届いていなかった利用者層にも、ニーズに即した情報をタイムリーかつ的確に届けられる仕組みの実現に向けた検討を進めています。
環境に配慮したサービスの提供や、地域社会との連携を通じて、持続可能な未来の実現に資するソリューションの創出をめざします。環境・社会双方に貢献する取り組みを通じて、社会的価値の最大化を図ります。
日立社会情報サービスは今後、他業界や異分野のパートナー企業との共創も視野に入れながら、社会課題や顧客ニーズに応える柔軟かつ実効性のあるソリューション創出に取り組んでまいります。
花王プロフェッショナル・サービスおよび衛生管理ソリューションを担う「キラリアハイジーン社」について
日立社会情報サービスについて