自動変換AIを活用し、在留外国人にもわかりやすいやさしい日本語に自動変換した、日本語サイトの提供をサポートします。
在留外国人が増加傾向にあり、その国籍も多様化する中で、いかに正確な情報を届けることができるかが自治体・官公庁の大きな役割の一つとなっています。
ホームページ上の文章を多言語翻訳するだけでなく、わかりやすい日本語「やさしい日本語」に変換することで、より情報が伝わりやすくなると期待されており、活用・取り組んでいる自治体が増加しています。しかし、それに伴い、通常ページとやさしい日本語のページ作成の二重作業が発生し、サイト管理者の業務負担は増加する一方です。
「やさしい日本語」変換サービスは、現在運用中のホームページに起動リンクを設置するだけで、やさしい日本語の表記へ自動変換します。これにより、多くの人に伝えたい情報を正しく発信できるホームページの提供を支援します。
やさしい日本語とは、普通の日本語よりも簡単で、外国人にもわかりやすい日本語のことです。1995年1月の阪神・淡路大震災では、日本人だけでなく日本にいた多くの外国人も被害を受けました。その中には、日本語も英語も十分に理解できず必要な情報を受け取ることができない人もいました。そこで、そうした人達が災害発生時に適切な行動をとれるように考え出されたのが、やさしい日本語の始まりです。さらに、2011年の東日本大震災で、やさしい日本語の意義が再認識されたと言われています。
やさしい日本語による情報提供・発信を進めることが有効であり、その取り組みを進めるため、出入国在留管理庁と文化庁は、在留支援のためのやさしい日本語ガイドラインを作成しています。
在留支援のためのやさしい日本語の作り方のポイントを含め、本ガイドラインから抜粋してご紹介します。
在留外国人の増加・多国籍化が加速する中、防災情報やくらしの情報、緊急情報などの情報を持つ自治体にとって、在留外国人とのコミュニケーションにはやさしい日本語が必要です。さらに、希望する情報発信言語として約8割の外国人がやさしい日本語を選択しており、これは機械翻訳された母国語や、非ネイティブが訳した母国語を大きく上まわっています。
お客さまのホームページ上にリンクを設置いただくことで、1クリックで現在あるホームページをやさしい日本語に自動変換します。クラウド型サービスのため、サーバーを設置する必要がなく大がかりな導入作業は発生しません。
また、「ルビ振り」機能もあり、外国人だけでなく漢字を読めない子どもにも情報を発信することが可能です。即時性が求められる災害発生時においても多くの人が適切な行動をとれるように支援します。
一般的な機械変換ツールは文字列の置換が主流で、日本語ならではの難解・遠回しな表現は適切に伝わらないことが多いですが、「やさしい日本語」変換サービスでは、前後の文脈や文章種別から、AIが文章全体を変換することにより、より自然なやさしい日本語に変換します。
「やさしい日本語」変換サービス | 前後の文脈や文章種別から、AIが文章全体を変換することにより、より自然なやさしい日本語に変換 |
---|---|
従来の機械変換 | 難しい単語をわかりやすい言葉に変換する文字列置換が主流 |
利用者側 | 機械翻訳された母国語の文章よりもわかりやすいやさしい日本語で情報が得られるため、容易に理解できます。緊急時には、正確・迅速な情報伝達が可能となり、さらに便利です。 |
---|---|
運用側 | 専用ページを作成する手間がなく、現在のサイトのまま、やさしい日本語ページでの情報提供ができ、外国人利用者の理解を促進できます。 |
以下の3つのステップで、簡単に「やさしい日本語」変換サービスを導入できます。
1.お客さまの情報登録シートを作成 |
「やさしい日本語」変換サービスの設定に必要な情報をご記入の上、ご提出ください。 |
---|---|
2.起動用URLの発行 | 1の情報を元に、当社にて設定を行い、「やさしい日本語」変換サービスの起動用URLを発行します。 |
3.ホームページに起動リンクを設置 | お客さまホームページ内に、2でお渡しした起動用URLを設置いただき、導入完了となります。お申し込みから「最短10営業日で導入」することが可能です。デザインも崩さず、元のページと同じ情報のホームページを提供します。 |
アクセス数やホームページの規模に関わらず、下記の料金体系となりますので、安心してご利用いただけます。
初期費用 | 150,000円(税抜) |
---|---|
月額費用 | 35,000円(税抜) |
「やさしい日本語」変換サービス体験版をご用意しています。お客さまご指定のホームページで無料体験できます。
「やさしい日本語」変換サービスの詳しいご案内やお見積もり、ご質問・ご相談やカタログの請求などございましたら、お気軽にお問い合わせください。