「WISE Audit」のオプション機能に関するご紹介です。
6つのオプション機能
メールサーバのジャーナル機能を利用して、アーカイブを行うためのオプション機能です。
オプションを使用することで、メールサーバ内で処理される社内間の送受信メールをアーカイブすることが可能です。
Microsoft Exchange Server 2003SP2、2007SP3まで、2010SP3まで、2013CU1まで
Lotus Notes/Domino 8.0/8.5
eディスカバリが発動された「有事」の際に、電子情報開示参考モデル(EDRM)に沿った迅速スムーズな運用を可能にする機能です。
eディスカバリが未発動または、国際的法規による訴追された状態でない「平時」の監視・監査にも利用できる機能も搭載しました。
訴訟ホールドの設定
訴訟の開始が予測された時点で、対象期間を定めアーカイブメールについて訴訟ホールドを実施。
関連メールの絞り込み
対象期間内のメールから、関連性の高いメールを複数の手段を用いて特定。
絞りこんだメールのレビュー
特定したメールを、複数の担当者で分担してレビューし、提出の要不要を判定。
提出用レポート作成
提出必要と判定したメールについて、改ざんされていないことを明記したサマリレポートと、全メールのEMLファイルを出力。
要注意キーワード監視
監視対象キーワードとおよび監査担当者を事前に設定し、定期チェックを実施。
インシデント管理
問題の可能性のあるメールの選定するために、定期的に自動でキーワード検索を実行し、検出されたメールは定められた担当者に振り分けて通知。
監査
担当者は問題メールの危険度を判定し必要に応じてコメントを追加。
定期報告
監査結果の定期報告に対応。
管理者だけでなく、ユーザ自身によるメールの検索・閲覧・復元が可能となるオプション機能です。
個人検索項目
ログイン認証
対応ブラウザ
Microsoft Internet Explorer 6以上
サーバ構成
WISEAudit本体と同居可能
※ユーザ規模、検索頻度等により異なります。
社内より送信されたメールにフィルタリング処理を行い、誤送信の疑いがあるなどと判断された場合、メールを送信せずに個人保留キューに保留するオプション機能です。
個人保留キューツールを使用して、送信者は自分の保留キューにアクセスし、誤送信の疑いのあるメールの内容を確認できます。
PQO条件フィルタ
誤送信判定に使用するフィルタリング条件として次のようなものが用意されています。
条件フィルタにヒットしたメールを配信制御
個人保留キューへ留め置き、本人にエラー返信、配送。
個人保留キューへ留め置かれたメールのユーザ操作
通知メールから各自の保留キューにアクセスし、閲覧、削除、配送を実行。
保留通知メール・督促メール・自動削除&通知メール
POP3 または LDAPによる認証
ユーザID、ドメイン名、パスワードで認証。
対応ブラウザ
Microsoft Internet Explorer 6以上。
社内より送信された、社外宛先を含むメールに対して、指定時間メール配送を保留(待機)し、保留(待機)時間経過後自動的にメールを配送します。
メール送信者は、保留メール操作ツールにブラウザでアクセスし、自分自身の保留メールに対し、閲覧、削除、配送等の操作を行うことができます。
時間差配送条件フィルタ
時間差配送に使用するフィルタリング条件として、以下の条件を用意しています。
メールごとに保留(待機)時間設定
送信者別、送受信ドメイン別に、保留(待機)時間の決定。
個人保留キューへ留め置かれたメールのユーザ操作
POP3 または LDAP による認証
ユーザID、ドメイン名、パスワードで認証。
個人保留キューオプション(PQO)との運用
対応ブラウザ
Microsoft Internet Explorer 6以上。
社内より送信された社外宛先を含むメールに対して、メールの本文または添付ファイルを自動圧縮・暗号化して送信し、別メールで暗号化ファイルの復号に必要なパスワードを送信します。
送信者は、パスワード通知メールキャンセルツールにブラウザでアクセスし、通知メールの配送キャンセルの操作を行うことができます。
ZIP暗号化アクションの追加
WISE Auditのフィルタリングでの動作に「ZIP暗号化」が追加されます。
パスワード通知メールキャンセルツール
ZIP暗号化した際のパスワード通知メールキャンセルツールがWISE Auditに追加されます。
これにより、送信先を間違えた場合などに、解凍パスワードの通知をキャンセルし、添付ファイルの内容を送信先で確認できないようにすることが可能です。
パスワード通知方法
解凍パスワードの送信先への通知は、自動通知する/しないをシステムで共通のルール*1として設定可能です。
送信先にパスワードを自動通知しないとした場合には、送信者が暗号化通知メール記載のパスワードを送信先へ別途メール・電話等で通知する必要があります。
メールアーカイブ&フィルタ「WISE Audit」の詳しいご案内やお見積もり、ご質問・ご相談やカタログの請求などございましたら、お気軽にお問い合わせください。